一周忌法要のマナー(のし・準備・引き出物・流れなど)


亡くなってからちょうど一年めの同月同日(「祥月命日(しょうつきめいにち)」に行う法事のことです。
一周忌から五十回忌までの法要を「年忌法要」といい、特に一周忌は年忌法要の中でも最も重要な法事として親族以外にも友人・知人を招いて手厚く営まれています。一般的にこの日までが「喪中」とされ一周忌が終わると喪の期間が終了します。

一周忌の準備 見出し かけ紙(のし)の書き方


一周忌の引き出物に使用するかけ紙の表書きは
仏教では
「志」 「粗供養」 「一周忌」

キリスト教・神式では
「召天記念」「偲び草」
などと書きます。

詳しくはのしについてをご参照ください。

本来、菓子折りや果物、線香などを持参していましたが、最近では「御仏前」もしくは「御佛前」と書いた不祝儀袋にお斎(飲食)代、引き出物代などを考慮して1〜2万程度包みます。地域によっては両方ご用意する場合もあるようです。


一周忌の準備 見出し 一周忌の準備

1.日程を決める
祥月命日(亡くなった同月同日)が平日にあたる場合は直前の土日に行われるのが一般的です。
一周忌だけは満1年目におこないますが、それ以降の一年ごとの年忌法要は年数−1年(年数マイナス1年)で行ないます。(例:三回忌は満2年)
2.場所を決める
自宅、お寺、ホテルなどのいずれの場所で行なうのかを決めます。
読経の場所と、法事の後の会食の場所を変える場合もあります。
3.おとき(食事)の手配
僧侶による読経のあと食事がふるまわれます。この食事をおとき(御斎・お斎とも書く)と呼びます。僧侶や参列者へのお礼の気持ちをこめたお膳であると同時に、一同で故人を偲ぶための行事です。必要に応じて仕出し料理やお店などの予約をします。 おめでたい伊勢海老や、鯛などの献立は避けた方がよいので、予約の際には「法事で利用します」と、利用目的を告げましょう。 また、食事の席を設けない場合には、折詰めの料理と酒の小壜を用意し、引き出物と一緒にお渡しします。
4.お寺への連絡
場所、日時が決まったら、なるべく早く菩提寺に連絡をします。菩提寺とは、先祖代々の墓をお願いしているお寺をさします。霊園、墓地などを利用している御家庭では、葬儀の際に世話になったお寺に依頼すると良いでしょう。
5.案内状の手配
親族だけで行なう場合には電話での連絡でも良いでしょう。会社関係などで執り行う場合には、往復ハガキや返信用のハガキを同封した封書などで、案内状を用意し、出欠をたずねます。
6.引き出物・引菓子の手配
ご予算は3,000円5,000円程度で持ち帰りに適した品を用意します。消耗品で好き嫌いが少ないお茶海苔、実用品ではタオルなどが人気です。また、引き出物と一緒に引き菓子も忘れないように用意します。引き菓子とはお膳のお裾分けの意味があり、列席者が帰宅後、家族と分かち合うためのお土産的な意味合いがあります。法事に参列して頂けなかった方でも、お供えやお香料などを届けてくださった方にもお返しをお渡しするようにします。
7.お布施の用意
相場は御布施または御経料は、3万円程度。お車代は、5千円〜1万円くらい。御膳料は、5千円〜2万円くらい。 ただし、僧侶がお食事に同席してくださる場合は【御布施または御経料 + お車代】の2つを用意して、お食事を辞退された場合は【御布施または御経料 + お車代 + 御膳料】の3つをお渡しします。※地方によって異なりますのでご参考にされてください。

一周忌の準備 見出し一周忌法要の流れ


一周忌の流れ1 一周忌の流れ手順 一周忌の流れ2 一周忌の流れ手順 一周忌の流れ3 一周忌の流れ手順 一周忌の流れ4
施主は簡単に始まりの挨拶をします
僧侶の読経が終わった後、ご焼香を済ませます。
墓地が近い場合はお墓参りをします。
施主のお礼の挨拶の後、会食(御斎)となります。


お茶を飲みながら故人を偲ぶという意味を込めて返礼の品に贈られます。お茶へ→
消耗品であることから先様へ不幸が及ぶのを消滅させる意味合いがあります。海苔へ→
仏の世界へ白装束で旅立つ意味合いと慈愛を表すことで贈られます。タオルへ→
不幸を洗い流すという意味合いと消耗品であることから贈られます。石鹸・洗剤へ→
引き出物と一緒に持ち帰っていただくお菓子を「引き菓子」といい、お膳のお裾分けとして帰宅後、家族と一緒に分かち合うお土産です。引き出物と合わせてお薦めしています。お菓子へ→

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